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京都議定書が発効し、わが国は大きな環境対策への政策対応を迫られることになった。化石エネルギーではCO2排出量のより少ない「天然ガスシフトの加速化」が進む。また、豊富な資源を背景に供給に安定性があり、環境保全に相対的に優れている天然ガスは、わが国をはじめ世界的に消費が増大しつつある。本書は"天然ガス新世紀"としてガス体エネルギーの需要と供給力を中心に分析している。
とくに、わが国の現状と天然ガス産業発祥の地であるアメリカのガス産業の構造上の系譜、米国の天然ガスの国内供給、ロシアの趨勢と極東のサハリンの石油 ・ガス開発、東シベリア天然ガス開発計画(コビクタ ・ガス田)を詳細に取上げた。その他石油 ・エネルギー需要が拡大の一途をたどり、LNGの大消費国となると予想されている中国の天然ガス事情など、大きく変貌しつつある世界の天然ガス産業の現状、新潮流を展望している。
最後にわが国の天然ガスとLPガス情勢を取上げ、これから本格的な天然ガスの世紀を迎えるいくつかの課題と難問に警鐘を発している。
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