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| ISBN4-87194-064-0 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 新しいコンセプトの年鑑 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 新世紀に入って石油・エネルギーを取りまく状況はガラリと変わった。変化の潮流が内外の政治・経済を突き動かし、制度変革や産業の再編・再構築が激しく進行している。地球環境問題への対応はもはや待ったなしであり、2008〜2012年度の地球温暖化ガス排出量の90年度比6%削減に向けた取組みが産業活動や国民生活にかつて経験のない制約を及ぼすのは必至である。国際化と自由化の奔流が全世界を覆い、国境や業際を隔てる壁が急速に消滅している。その反動も各所に現れ、抗争や対立が跡を絶たない。中東情勢の緊迫化によってエネルギー事情はにわかに不透明化しており、波乱含みである。 お手元にお届けする石油年鑑「2001/2002」版では新世紀の石油・エネルギー事情の基調を捉え、政策の流れや石油産業の現状と展開に視点を据えて編集した。石油年鑑の基本コンセプトは「内外の石油・エネルギー事情を現在進行形で捉え、石油の今日と明日を考える」ことである。内容は、「特集」「世界の石油事情」「日本の石油事情」「ドキュメント」「統計」の5部構成を踏襲した。ご活用頂ければ、石油・エネルギーの一連の流れを把握するのに役立つと確信する。 「特集」では「進展する販売最前線の構造改革」「自主開発政策の大転換と上流再編」「電力・ガス事業の制度改革と石油」の3テーマを取り上げた。いずれも将来のエネルギー産業像を左右する課題であり、いま進行中の構造変革の焦点である。 第1部の「世界の石油事情」は「総説」「中東/アジア」「ヨーロッパ/アフリカ」「ラテンアメリカ/米国」「主要石油企業」の5章立て。総説ではテロとの戦いの渦中にある国際石油市場とOPEC協調減産の微妙な状況を展望、ヨーロッパの項ではいま注目のカスピ海諸国の石油事情も紹介した。「主要石油企業」では、メガマージャーを終え、5強体制を構築したスーパーメジャーの最新業績と事業展開を概観した。 第2部の「日本の石油事情」は「総説」「石油政策の展開」「石油税制と予算」「需給と設備」「輸入・精製・備蓄」「市場と流通」「企業と経営」「環境と防災」「探鉱と開発」「関連エネルギー」の10章立て。石油事業展開を極力近時点まで織り込み、流れを掘り下げた。 第3部の「ドキュメント」では2001年6月に長期エネルギー需給見通しを策定した総合資源エネルギー調査会総合部会の審議経緯を追った。京都議定書の枠組みに沿ってCO2排出抑制目標の達成を目指す総合エネルギー政策作りは21世紀の石油・エネルギーの新路線を決める重要審議であったからだ。脱石油、天然ガス・シフトを掲げ、省エネや新エネ開発を推進する政策路線は石油産業にとっては厳しい。だがにも1次エネルギ、石油は2010年ーの半分近くを占める最大のエネルギー源であり続けることに変わりはない。石油産業のこれからの展開はやはり、エネルギー市場の最大の焦点である。 第4部の「統計」には第1部と第2部に対応する内外の石油・エネルギー関連資料を収録した。マクロのデータだけでなく、ミクロの企業別データも掲げてあるので、石油産業の克明な現状把握に便利である。 編集執筆はいずれも弊社刊行の「オイル・リポート」誌の編集スタッフが担当した。資料とデータは、石油連盟、関係各省庁、日本エネルギー経済研究所、石油情報センター、石油産業活性化センター、中東経済研究所、日本貿易振興会、三菱総合研究所など内外の関係シンクタンクや研究機関に便宜を図って頂いた。 変容するエネルギー事情のなかで、なお太宗である石油。その石油の現在を的確に把握するために石油年鑑「2001/2002」のご活用をお奨めしたい。お手元に1冊お備えいただければ幸いである。 2002年9月 (株)オイル・リポート社 |
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