2003年3月17日 第1115号特別リポート
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石油市場にチョ〜異常事態 戦争プレミアムは9ドルに膨張 WTI(West Texas Intermediate)原油が2月27日には一時的に39.99ドルに達した。イラクの戦争プレミアム、ベネズエラのゼネスト不安、米国の低水準な石油在庫量に先物市場が反応しているからである。三つに共通した点はベクトルの向きがどうであれ米国にあることだ。それほど米国が世界に与えるインパクトは大きい。しかし、実際に戦争が起きたわけではない。イラクの原油生産量と輸出量は皮肉なほど順調であるし、イラクに加えてサウジアラビアも米国向け原油輸出量を増やしている。ベネズエラのショートフォール原油の生産量が十分ではないといっても、今や半分以上が回復している。米国の暖房油需要がまだ健在であり、石油在庫量が急減していても、もうすぐ世界は不需要期に入る。今の石油市場が現実の需給とはかけ離れ、先物市場によって価格が吊り上げられているのは疑いの余地がない。戦争プレミアムは今や9ドル/バレルといわれている。 以下本文掲載 |
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