2003年2月17日 第1111号特別リポート
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京都メカニズムの鍵CDM 排出権取引は日露の一騎打ち 日本は温室効果ガス90年比6%のうち1.6%の削減を京都メカニズムに頼る。ロシアが京都議定書に批准するので、年内にも発効、日本もいよいよ排出権取引の準備を本気で進めなければならない。日本はこれまで省エネを徹底してきたので温室効果ガスの削減余地が乏しく、排出量が突出しているので、まず間違いなく排出権の買い手国になる。極論すれば日本だけが買い手国ともいえる。日本の排出枠不足分は3.2億トン。排出権が1トン20ドル、為替が130円/ドルだとすれば、年8,300億円ものコストが必要である。また、排出権の需給が逼迫すれば高騰するのは必至だから、日本も手を打たなければならない。一方、日本とは対照的なのがロシア。ロシアはエネルギーの天然ガス化を押し進め、森林吸収枠を十分すぎるほど取得している。少しでも安く買いたい日本と少しでも高く売りたいロシアの思惑が真っ向からぶつかり、日本とロシアの一騎打ちが鮮明化していく。今まさに日本の出方が問われているのである。日本エネルギー経済研究所の定例研究報告会で発表した専門家3人の見解をもとに京都メカニズムを紹介する。 以下本文掲載記事 上村 |
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